スマホを分割購入している方への注意点

内閣府政府広報でも発表されているように、親子で一緒にスマホを利用している場合、親がスマホ代金を滞納してしまうと、子どもの信用情報も傷つけてしまう場合があるということです。子どもがスマホを欲しがり、購入したとします。でも、親は、家族の何台ものスマホ料金を支払わなければなりません。

もし、1人の名義で家族全員のスマホ代をまとめて支払う場合、5,000円〜8,000円×家族の人数分という金額になります。端末代金は、通話料金と一緒に分割払いで請求される場合が多いので、10万円近いスマートフォン端末を契約した台数分ローンを組んだのと同じ状況であると言えます。支払い状況というのは、信用情報機関に登録され、スマホ料金を毎月きちんと支払っていても記録として残ります。

では、もし、滞納してしまったなら、どうなるのでしょうか？

スマホ代を滞納するとどうなるのか

もし、スマホ代を滞納してしまうとどうなるのでしょうか？滞納してしまった親は、クレジットカードの審査やローンの審査に通らなくなるかもしれません。

子どもにはどう影響するでしょうか？子どもが将来、車や住宅を購入する際にローンが組めなくなくなってしまう要因の1つになる可能性があります。子どもが小学生くらいなら、事故情報が記載される期間を考えるとそれほど大きな問題にはなりませんが、高校３年生や、大学3年生、4年生の子どもの場合は、特に注意が必要です。

スマホの料金は、毎月支払う分にはそれほど高額ではないと感じるかもしれませんが、総額で考えるなら、かなりの高額な借り入れになっています。自己破産するほどの金額ではないかもしれませんが、支払いが大変になって任意整理をすることになれば、家族で5年ほど信用情報に傷がつくため、かなり苦しい状況になるかもしれません。

名義人や支払い人を変えて契約する方法

家族でスマホを購入する場合には、名義人や支払い人を分けて契約することもできます。

そのようにすることによって、リスクを分散させることができます。それぞれの収入に応じて工夫することができるかもしれません。そのようにして、支払者が滞納してしまうことによって、家族や親子も信用情報を失ってしまい、新たなローンに申し込めなくなるということを避けることができるでしょう。

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