なぜ信用情報機関に個人情報が載るのか

クレジットカードやローンなどのクレジット契約の際には、契約書に信用情報機関に登録するということの同意項目が含まれています。同意しないと利用することはできません。このことは、法律によって義務付けられており、クレジットカードやローンなどの契約書にある規約にも、信用情報機関に登録することに同意しなければ利用することができないと書いてあります信用情報機関には、どんな情報が載せられているのでしょうか？

氏名、生年月日、電話番号、住所、勤務先、勤務先の電話番号、審査の際に使った公的資料の番号、配偶者氏名などが、細かく載っています。また、カードローンや銀行ローンなどの契約内容や返済状況なども記載されています。

信用情報は削除できるのか

信用情報は、削除できるのでしょうか？

個人の信用情報は、信用情報機関が、加盟している金融会社が登録した情報を預かり、管理しているだけなので、情報を登録した個人信用情報機関に加盟している金融会社にしか削除することはできません。経済産業大臣が指定した、お預かり機関という立場です。つまり、個人信用情報機関の信用情報に登録されている信用情報の登録や、訂正・削除ができるのは、信用情報を登録した金融会社が行なえることで、個人信用情報機関が勝手に行なうことはできません。

訂正や削除が可能なケースについて

個人信用情報機関に登録されている信用情報ですが、訂正や削除が可能な場合があります。それは、誤った情報が載ってしまった場合です。たとえば、任意整理や自己破産を行なったという事実がないのに、そのように記載されていたり、第三者に名前を勝手に使われ、クレジットを利用し延滞を起こされたなど、本人にまったく責任のない情報の場合、情報を登録した金融会社に申し出、情報の訂正や削除をしてもらうことができます。

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